Windows UpdateがWin7とVistaで遅い・進まない場合の対策の1つはひたすら待つ事
久しぶりにWindows7をクリーンインストールし、まずWindows Updateをかけてみたところ、そのあまりの進まない状態をみて
「何か不具合があるのか?」
と思いました。
ただクリーンインストール直後、しかもSP1適用ディスクを使用しているということで、これ以上はないクリーンな環境ですので原因が分かりませんでした。
Web上では同じ様な状況に悩まされている同士がいたのですが、ただひたすら待つ事という消極的な対策で解決した事を報告します。
クリーンインストール直後のWindow Updateが始まらない
Windows7 SP1適用済 のディスクでインストールを行った直後に行うべき事は、Windows Updateというのは鉄則です。
もっともそのためにはLANドライバーのみは入れますが。
当方の確認では、2015年初頭の段階では問題なく Windows Updateがスムースに進みました。
ところが2015年秋にクリーンインストールをしたところ
「更新プログラムを確認しています…」
の状態から全く進まないのです。
そのまま寝落ちしてしまい5時間近く経った頃に起きた時もまだ続いていたのですが、突然
「更新プログラムをコンピューターにダウンロードしてインストールします」
という、嬉しい画面に切り替わりました。
それを見て
「Windows Updateは随分と時間がかかる様になったんだな」
と思いました。
ただ、とにかく待つ事によって解決するというのが判明しました。
Windows Update が始まるまでの時間
様々なマシンでWin7クリーンインストールを行い Windows Updateを行った結果、開始されるまでの時間は下記の様になりました。
スペック | 時期 | 時間 |
---|---|---|
Phenom II X4 965(3.4Ghz) | 2015年10月 | 約5時間 |
Core 2 Duo P8700(2.53GHz) | 2015年10月 | 約5時間 |
A10-7890K(4.1GHz) | 2016年5月1日 | 約5時間 |
Core 2 Duo P8700(2.53GHz) | 2016年5月14日 | 18時間30分 |
どのマシンもメモリは8GB以上積んでいてかつSSDなので「足回り」の遅さがボトルネックになる事はありません。
同じ Core 2 Duo P8700(2.53GHz) マシンでも2015年10月と、2016年5月中旬では3倍以上の差が出ました。
2016年5月上旬から中旬頃にかけて、さらに遅くなったのかもしれません。
2016年5月14日 20時過ぎに Windows Updateを開始した結果、翌日14時35分にようやくインストール準備が整った図です。
「12時間待ったけど全く進まないので辞めた」
というケースをWebで見た事があるのですが、私の様に丸1日待てば開始されたのかもしれません。
環境構築後の設定
環境構築後のWindows Updateの設定は
「更新プログラムをダウンロードするが、インストールを行うかどうかは選択する」
を指定しておく事です。
これによってバックグラウンドで勝手にダウンロードしてくれるので、後は好きなタイミングでインストールを行えば良いのです。
Windows Vista 以降はOSが肥大化していて、この様な不具合の対処がしきれないのかもしれませんが、VistaもWin7もまだサポート期間内なので、何とかしていただきたいものです。
2018.06.14 今更でお恥ずかしいのですが、Win vista搭載の骨董DELL PCに、Win 10 Homeを無事クリーンインストールさせて頂きました。普段は殆ど使用していないPCでしたが、iPhoneを乗り換えた所、最新のiTunesでないと、非対応だった為。やむなく…重い腰を上げました。
大事な物も、そうでない物も雑然と詰まったまま、引っ越し以来放置して、死にかけていたPC。処分も検討していましたが、延命できてよかったです。
お忙しい中、不得手な人間にも、ある程度自分で調べれば、対応できるよう、親切に更新下さり、本当にありがとうございました。
お蔭様で、操作性もですが、気分的にもスッキリしました!
大変返信が遅れて申し訳ありません。
おそらく
https://comp-lab.net/windows10-free-upgrade
へのコメントだと思われます。
7月現在も該当記事へのコメントは中止しているので、代わりにこのページにコメントいただいたんですね。
最新のiTunesを使用するために、古いPCをWindows10へと移行されたようですが、そのために当サイトがお役に立てて大変嬉しく思います。
処分を検討されていたPCが延命できてよかったですね。
嬉しいコメントをいただきありがとうございました。
win7をインストール中にいろいろ探していたらここにたどり着きました。
自分はVMware上にインストールしているのですが、Windows Updateは全てにチェックを入れずに1/3くらいに分けると早いと見たことがあります。面倒なので全てチェックして寝てしまいますが。
VMWareのディスクアクセスがやたらと遅いのは閉口しますがいろいろと試すならいい環境です。
ディスクイメージをバックアップしておいてどこかに何かを書き込む期限付きシェアウェアをインストール。期限切れになったらイメージを上書きで戻す。何かを破壊しまくる怪しいソフトを動かしてみる。などなど、いろいろ実験してもすぐに戻せます。
debianやDR-DOSもVMWare上にインストールしてます。
たろすけさん、こんにちは。
WindowsUpdateが進まない問題は、確か2015~2016年ぐらいに大問題になっていました。
Ryzen 5 1600Xに乗り換えた2018年4月の段階では、解決していた記憶がございます。
おっしゃるとおり、OSイメージを丸ごとバックアップしておけば非常に楽ですね。
特に仮想環境だと、イメージで簡単に保存しておけますし。