NVMe M.2 SSDのSMARTが見えない原因はドライバ未適用

PCI Express接続(NVMe)のM.2 SSDは最速の外部記憶装置ですが、Windows7でSMARTが見えないとうい不具合を体験しました。

その症状は、SSDベンダーが提供するドライバを当てていない事が原因ですので、対策を図解いたします。

S.M.A.R.T.が見られない環境

普通の2.5インチSSDにWindows7がインストールされた環境に、PlextorのNVMe M.2 SSD「M8Pe PX-128M8PeGN」をデータドライブとしてM.2スロットにインストール。

そしてMicrosoftが提供する汎用的なNVMeドライバ「KB2990941」を適用し、M8Pe PX-128M8PeGNを認識させます。

その環境をM8Pe PX-128M8PeGNにクローンすれば、M8Pe PX-128M8PeGNからブートできる起動ディスクとなります。

その状態で「CrystalDiskInfo 7.5.1(最新バージョン)」を立ち上げると

「対応ディスクが見つかりませんでした」となり、M8Pe PX-128M8PeGNが表示されません。

他にSMARTを表示させるソフトとして、はるか昔にお世話になったSpeedFanが思い浮かび、インストールしてみると温度だけですが表示されます。

発熱の多いNVMe SSDですので、温度だけでも表示されるのは非常にありがたく、しばらくSpeedFanを使用していました。

原因はベンダー提供のドライバを当てていないこと

NVMe SSDが認識された環境だと、デバイスマネージャに「記憶域コントローラー」が出現します。

NVMeドライバにマイクロソフト製の「KB2990941」を使用している場合は、その下は「標準 NVM Express コントローラー」となり、ドライバのプロバイダも当然マイクロソフトです。

実はこれがNVMe SSDのSMARTが表示されない理由で、Microsoftの汎用ドライバではなく、SSDメーカー提供のドライバを当てないとSMARTは見られません。

MicrosoftのHotfix「KB2990941」のダウンロードとインストール方法は
KB2990941のダウンロード。Windows7でm.2 SSDを使うために
をご覧ください。

NVMeドライバのダウンロード方法

まずは使用しているNVMe SSDのメーカーサイトからドライバをダウンロードします。

M.2 NVMe SSDメーカーには、インテル・サムスン・プレクスター等がありますが、それぞれのドライバーのダウンロード方法は
M.2 NVMe SSDにWindows7をインストールする方法【図解】
で詳しく説明してあります。

ダウンロードしたドライバで、前述の「標準 NVM Express コントローラー」のドライバ更新を行えば、ベンダー提供のドライバへと更新されます。

これは別PCですので前述の画像とデバイスマネージャの構成が違いますが、Plextorのドライバが適用されているのがご確認いただけると想います。

これでCrystalDiskInfoでSMARTが見られるようになりました。

Windows10の場合は標準ドライバでSMARTが見られる

Windows10の場合はKB2990941をインストールしなくても、標準でNVMeのドライバを持っています。


そしてその標準ドライバでSMARTを見ることができます。

M.2規格のSSDはケーブルレスが可能になりますし、特にPCI Express接続だと速度も速く非常に重宝するアイテムの出現でした。
それゆえ詳細なSMARTが見られないというネックが残念だったのですが、今回それを解決する事ができました。

もっともNVMe SSDにWin7をクリーンインストールしておけば、インストール時にドライバを読み込ませる作業が必須となり、このような問題に遭遇する事もなかったのですが。

しかしこういった問題解決も、自作の楽しみの一つと言えましょう。

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