LAME MP3エンコーダーをWindows10 64bitにインストールする方法
MP3へのエンコーダー「LAME(レイム)」の64bit版Windowsへのインストールは、Windows7までは添付のテキストファイルに書かれている通りに行えば可能でした。
ただしWindows10の64ビットだと、その方法でインストールしようとしても
「インストールに失敗しました」となり、インストールできません。
当方は所持していませんが、Windows8 64bit と Windows8.1 64bitでも、同様の症状が発生すると思われます。
このトラブルは"LameACM.inf"に手を加える事で解決します。
多分Windows8やWindows8.1の64bitバージョンでも通用する方法だと思います。
目次
LAME 3.99.5 のダウンロードと基本的なインストール方法
LAMEの最新バージョンは、2012年2月28日付けの「3.99.5」で、次のページでダウンロードできます。
http://www.rarewares.org/mp3-lame-dshow-acm.php
"lameACM-3.99.5.zip"をダウンロードして解凍すると、次の4個のファイルが出来ます。
- HOWTO Install LAME-ACM on x64.txt
- lame_acm.xml
- lameACM.acm
- LameACM.inf
Windows10 64bitへインストールするには、4番目のファイル"LameACM.inf"に手を加える必要があります。
MP3 Encoder LAMEを初めてインストールするのがWindows10の方は、まずは次のページでLAMEの基本的なインストール方法を軽く確認しておいた方がよいかもしれません。
【LAME】MP3エンコーダーをWindows7 32bitと64bit にインストールする
既に熟知されている方は、この必要はありません。
- 32bitの場合は、infファイルからインストール
- 64bitの場合は、コマンドプロンプトを管理者権限で実行してインストール
というのが基本的なインストール方法です。
LameACM.infの変更方法
数多くの動画マニアの方が大変お世話になっている「ぼくんちのTV別館」のページに、"LameACM.inf"のカスタマイズ方法が紹介されていましたので、それを参考にさせていただきます。
"LameACM.inf"は読み取り専用ファイルですので、それを解除した後、テキストエディタで開きます。
メモ帳よりもTeraPad等の方が便利でしょう。
51、52行目に
という文字列があるので、その部分を次のように置換します。
つまり「Wow6432Node」というディレクトリを間に加えるという事です。
続いて、63、64、73、74行目に
という文字列があるので、その部分を次のように置換します。
こちらも同様に「Wow6432Node」というディレクトリを間に加えるかたちになります。
この4行は「SOFTWARE」と、全て大文字になっています。
最後に、82行目の
を
に変更します。
以上7箇所の変更が終わったら、上書き保存します。
念のため変更した物は こちら になりますので、ご自身で修正しても上手くいかない場合の最終手段として、右クリックからダウンロードしてください。
Windows10 64bitへのLAMEインストール方法
修正が終わったら、いよいよインストールを行います。
インストール前にはシステムの復元で復元ポイントを作成しておいてください。
理由は後述します。
修正が完了した"LameACM.inf"を右クリックし「インストール」をクリックすれば、一瞬でインストールが完了します。
今回の方法だと、64bit環境でも"LameACM.inf"からインストールする事になります。
これで "C:\Windows\SysWOW64" フォルダの中に
- lame_acm.xml
- lameACM.acm
の2個のファイルがコピーされ、レジストリにも変更が行われ、LAMEが使用できるようになります。
AviUtlで動画エンコードを行ってみると、見事に「Lame MP3」が選択できるようになっていました。
問題無くMP3に変換できている事を確認
任意の音声ファイルをWindows7 64bit環境でLameを使用してMP3にエンコードしたものを"by_win7.wav"とします。
同一ソースを使用し、今回LameをインストールしたWindows10 64bit環境でMP3にエンコードしたファイルを"by_win10.wav"とします。
次のようにバイナリレベルで比較しても全く同じですので、安心して使用する事ができます。
アンインストールはできない
"LameACM.inf"を書き換える事によって、Windows10 64ビットへLAMEをインストールする事ができました。
この方法の唯一の欠点は、アンインストールができない事です。
アンインストールしようとしても、このようにプログラムと機能の一覧から削除するだけにとどまります。
何か不具合があった場合にアンインストールできないので、前述したように念のためシステムの復元ポイントを作成してからインストールした方が良いでしょう。
何か問題が発生しても、システムの復元でレジストリも元に戻せますので。
もっともそのような可能性は0に近いと思いますので、杞憂に終わることでしょう。
まだまだWindows7 64bitを使い倒す予定の私ですが、ぼくんちのTV別館さんのおかげで、来るべきWindows10 64bitへの移行時にもLAMEを使用できるようになり、感謝の極みです。
あのぉ;スミマセン~;;(はたしてここに書いても良いものかどうか~;;;;連絡場所等探したのですが;・・・メアドとか・・見つける事が出来ず;;・・・なんか失礼な内容だったらごめんなさい~・・m(__;)m)
あのぉ・・貴HP様(PCパーツ・Wimdowsの覚えき書き様)のサイトにリンクを貼らせていただきたいのですが・・・・(超ーー恥ずかしいけども・・私のgooブログ内から)
・・・・そ、そんなのはダメでしょうか;??
リンクはご自由に張ってくださいませ。
皆さんお構いなしにリンクを張られていますし、むしろリンクしていただける事は嬉しいです。
独特の言い回しに戸惑ってしまいました^^;
わぁ;みなさん、そ、そうだった(お構いなくリンク;;)んですねぇー;;
うれしいです!じゃあ;・・こ、こっそり私のgooブログ内からリンク貼らせて
いただきますww
お騒がせいたしました~ありがとうございました!m(__;;)ノww
>こ、こっそり私のgooブログ内から
思わず笑いがこみ上げました。
よろしくどうぞ。