最近の投稿で特定のカテゴリーを非表示に!プラグインは使用しない【WordPress】

WordPressでは、サイドバーに「最近の投稿」ウィジェットを表示させる事ができます。
デフォルトのままだと、この「最近の投稿」項目には全ての投稿が表示されてしまうのですが、特定のカテゴリーを表示させない方法があります。

そのような機能を実現するプラグインはいくつか見られるのですが、functions.phpにコードを追記する事で、プラグインを使用しないで実現する事が可能になるので紹介します。

function.php に追記するコード

こちら のテキストファイルに記述されている内容を function.php に追記し、保存します。

追記前のウィジェット画面は、下記画像のように「最近の投稿」という表記です。
recent-posts-with-exclude_01

追記後は、下記画像のように
「Recent Posts with Exclude : The most recent posts on your site」
に変更になった事が確認できます。
recent-posts-with-exclude_02

「Recent Posts with Exclude」の文言を変更したい場合は、さきほどのテキストファイルに該当する文字列がありますので、その部分を変更すればOKです。

「The most recent posts on your site」を変更したい場合も、同様でOKです。

「最近の投稿」に表示させないカテゴリーを設定する

続いて「最近の投稿」において非表示にしたいカテゴリーの設定をします。

「Recent Posts with Exclude」の項目を開くと、下記画像のようになります。
recent-posts-with-exclude_03

「Exclude Category(s)」の欄に、除外したいカテゴリーのIDを入力して「保存」をクリックすればOKです。

「Category IDs, separated by commas」と表示されているように、複数のカテゴリーを表示させないようにしたい場合はカンマで区切って入力します。
上図の例だと、カテゴリーIDが5と6のカテゴリーを非表示にできます。

「最近の投稿」という語句を変更したい場合は、上図における「タイトル」欄で変える事が可能です。

非表示にするケース例

サイトというのは、本来なら閲覧者様になるべく多くのコンテンツを見て頂きたいものです。
にもかかわらず、このように除外カテゴリーを設定するケースというのは、どういう場合が考えられるでしょうか。

一例として、マイナーなコンテンツを扱うがゆえにアクセス数が少ないサイトがあるとして、そのサイトに多くのアクセスを呼び込むため、アクセスが集まりやすい記事を投稿する場合が考えられます。

例えば瞼(まぶた)が腫れぼったくなる「眼瞼下垂(がんけんかすい)」という症状が発生すると、視野という点で色々と不具合が生じるので、視野問題に悩む多くの方にこの事を知ってもらいたいものです。

ただ眼瞼下垂専門のサイトを作成したとしても、あまり多くのアクセスが見込めないでしょう。
そもそも眼瞼下垂自体を知らないわけですから、そのような専門サイトに行くはずもありません。

そのような場合にアクセスが多く見込める旬な記事をサイトに投稿すれば、旬な記事目当てにサイトを訪れた多くの人に眼瞼下垂を知っていただける可能性が生まれます。

ただしそのサイトはあくまで眼瞼下垂専門のサイトなので、「最近の投稿」に無関係な記事(この場合は旬な記事)が表示されていてはよろしくないのです。

眼瞼下垂の情報を目当てにサイトを訪れた本来のターゲットユーザーから見れば
「眼瞼下垂以外の事も書かれているから雑記サイトなのかな?」
と思ってしまうわけですから。

そのようなケースに、今回の特定のカテゴリーを表示しない方法が使えると思われます。

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