PT2とTVtestをWindows7 64bitへインストールする方法を完全図解

PT2とTVtestを使用してWindows7 64bit 環境でテレビ視聴を試みる場合、使用できるTVTestのバージョンが限られていて苦労しました。
また、2013年2月にリリースされたKB2670838によって突然TVTestの画面が真っ黒になって映らなくなったりもしたのです。

随分と苦労しましたので、2度とその様な苦労をしないためにも、Windows7 64bit環境でPT2を使用する場合のTVTestの設定を、備忘録として記述したいと思います

PT2ドライバとスマートカードリーダーのインストール

PT2公式サイト から「ドライバ」及び「SDK」をダウンロードしてインストールし、PT2を正常に認識させましょう。

そして「サンプル」 "PT1-PT2-Sample-200+.exe" をダウンロードして実行すると "PT1-PT2-Sample-200+" というフォルダが作られます。

そのフォルダ内の "PT1-PT2-Sample-64bit-200+.exe"  を実行すれば、下記画像の様にコマンドプロンプト画面が出現します。
で囲んだように、PCIファンクション番号を表す「Fun」が、0になっていれば問題無く正常動作しているという事です。

続いてスマートカードリーダのドライバもインストールします。
当方は定番の「SCR3310-NTTCom」を使用しています。

これでデバイスマネージャーで、PT2とスマートカードリーダーの両方が認識され正常動作している事が確認できるので、カードリーダーにB-CASカードを挿入します。

VC++2005SP1 のインストール

TVTestの動作のためには
Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ ATL のセキュリティ更新プログラム
が必要ですのでダウンロードしてインストールします。

64bit Windows環境なので、つい "vcredist_x64.exe" を選択してしまいそうですが、"vcredist_x86.exe" で大丈夫です。

ただ私の場合はAMD環境ですので、チップセットドライバのインストール時に下図のように
Microsoft Visual C++ 2012 Redistributable(x64)
がインストールされています。
pt2-tvtest-install-window7-64bit_03

この環境だと、前述の"vcredist_x86.exe"をインストールしなくてもTVTestが動作しました。
なので「Microsoft Visual C++ 2005以降」がインストールされていれば、それがx64でもx86でも大丈夫という事なのでしょう。

余計な物をインストールしたくない方は、是非切り分けをしてみてください。

TVTestのバージョン「0.7.23」をdownload

64bit Windowsを使用しているという事で、こちら の置き場に2010年09/25(土)にアップロードされた "TVTest ver.0.7.7 x64" をダウンロードしたくなる事でしょう。
しかしそれだと動作しません。

64bit環境で使用できるTVTestのバージョンは 0.7.23 なのです。

downloadは
http://ux.getuploader.com/PX_W3PE/download/29/TVTest_0.7.23.zip
で出来ます。
もしくは
https://www.axfc.net/u/2598647
でも可能です。
どちらもMD5ハッシュは
6E58646DE72DD656478DFF674E7575D8
となります。

ダウンロードした "TVTest_0.7.23.zip" を解凍すると "TVTest_0.7.23" というフォルダが出現します。

BonDriver_PT-ST(人柱版3) のインストール

PT1関係ファイル置き場 から「BonDriver_PT-ST(人柱版3)」をダウンロードします。
2011年01/16(日)15:16 にアップロードされた "up0305.zip" が該当ファイルです。

ダウンロードしたら解凍し、"x86" フォルダ内の下記6個のファイルを全て前述の "TVTest_0.7.23"フォルダ内へコピーします。

  1. BonDriver_PT-S.ChSet.txt
  2. BonDriver_PT-S.dll
  3. BonDriver_PT-ST.ini
  4. BonDriver_PT-T.ChSet.txt
  5. BonDriver_PT-T.dll
  6. PTCtrl.exe

以上でドライバや視聴ソフト関連の準備は完了です。

"TVTest_0.7.23"フォルダの"TVTest.exe"を実行すればTVTestが起動し、初期設定画面が現れます。

とりあえずドライバは「BonDriver_PT-S.dll」のまま「OK」を押します。
この "BonDriver_PT-S.dll" は、BS放送とCS放送を見るためのdllです。

デフォルトのデコーダではTVTestの画面が映らず真っ黒

しかし冒頭で述べた様に2013年2月にリリースされたKB2670838の影響で、デコーダを
「デフォルト」や「Microsoft DTV-DVD Video Decoder」にしている場合はTVTest画面は真っ暗で映らず、下図のようなエラー画面が出ます。

とりあえず、OKを押します。

チャンネルスキャンをするかどうか聞いてくるので「はい」を押します。

対象チューニング空間は「BS」と「CS110」の両方で「スキャン開始」を行い、BSとCSのチャンネルを認識させます。

BSとCSのチャンネルスキャンが終わったら上記画面を閉じ、TVTest画面で 「BonDriver_PT-T」を選択します。
これを選択する事によって、地上波が見られるようになるのです。

地上波なので「T」と覚えておくのがよいと思います。

「BonDriver_PT-T」を選択したら、TVTest画面上で右クリックし「設定」をクリックします。
現在の選択は「BonDriver_PT-T」なので、今度は対象チューニング空間が「地デジ(UHF)」になっているのが確認できます。

同様に「スキャン開始」をクリックし、地上波チャンネルを認識させます。

これで地上波・BS・CSのチャンネルスキャンは完了しましたが、TVTestに何も映らない事に変わりはありません。
前述のKB2670838によって、Windows標準のMPEGデコーダとTVTestとの互換性が無くなったのが原因です。

TVTestが映らない場合の対策1「別途デコーダをインストール」

TVTestが映らない事の回避策としては、PowerDVD等の適当な動画再生ソフトをインストールすればMPEGデコーダがインストールされるので、それを「デコーダ」に指定する方法が考えられます。
ただ、余計なソフトをインストールしたくない人にとってはあまり好ましくない方法でありますし、費用も発生します。

そのような場合には、フリーのMPEGデコーダーをインストールするという代替策があります。

「DScaler MPEG Filters」という無料のMPEGデコーダがおすすめです。

http://www.free-codecs.com/dscaler_mpeg_filters_download.htm
こちらから「DScaler MPEG Filters 0.0.8」がダウンロードできます。

インストール後は「デコーダ」の項目を「DScaler MPEG Filters」に設定すればOKです。

TVTestが映らない場合の対策2「TVTest_0.7.23fix.zip」の適用

TVTest のバージョン0.7.23 にはパッチがあります。
このパッチを当てれば、Windows標準のMPEGデコーダーでもTVtestが描画されるようになります。

ダウンロードは
http://ux.getuploader.com/PX_W3PE/download/30/TVTest_0.7.23fix.zip
で出来ます。
MD5ハッシュは
3C3996C5D6EEA264EF2D104D9B237356
となります。

ダウンロードした "TVTest_0.7.23fix.zip" を解凍すると、下記3個のファイルが現れます。

  1. TVTest_0.7.23fix.exe
  2. TVTest_0.7.23fix.patch
  3. わからない人へ.txt

1番目と2番目の2個のファイルを "TVTest_0.7.23" フォルダへコピーし、TVTestが立ち上がっている場合は終了させてから "TVTest_0.7.23fix.exe" を実行すればパッチが当たり、オリジナルの "TVTest.exe" は "TVTest.OLD" と名前が変わり、そして新たな "TVTest.exe" が出現します。
その新しい "TVTest.exe" を実行すれば、見事画面が映るのです。

これで別途、DScaler MPEG Filters 等のMPEG2デコーダをインストールせずとも、Windows標準のデコーダでTVTestが描画されるのです。

こちらの方法がスマートでしょう。

マルチモニタの場合はレンダラをEVRに

「レンダラ」の項目の初期値は「デフォルト」なのですが、下図の様に「EVR」に変更しました。
pt2-tvtest-install-window7-64bit_04

「デフォルト」のままだと、マルチモニタ環境においてTVTestをメインディスプレイ以外に持っていった時に、音声が再生されるのみで映像が描画されなくなるからなのです。
これは当方のデュアルモニタ環境において確認しました。

「EVR」にする事によって、TVTestがサブディスプレイ下にある状況でもキチンと映像が描画される様になります。

これ以外にも、TVTestでのCPU負荷を軽減する方法及び、CS放送を正常に録画する設定は
CS録画時に違う別チャンネルが録画される時の対策方法【TVTest】
を是非ご覧くださいませ。

3 Responses to “PT2とTVtestをWindows7 64bitへインストールする方法を完全図解”

  1. おてちゃん より:

    小生もPT-2でテレビの録画・BD化しています。
    最近、PCのM/Bが壊れ新たにPCを組みましたところ、TVTestの画面が出ず真っ黒です。
    以下のコメントがでます。
    1.Direct Showの初期化ができません。
    音声フイルタをフイルタグラフに追加できません。
    音声フイルタが利用できないか、音声デバイスに対応していない可能性があります。
    2.Bondriverの初期化ができません。
    チューナーをひらけません。
    BonDriverにチューナーを開くよう要求しましたが、エラーがかえされました。

    そこで、Microsoft DTV-DVD videoDecorderのインストールを実行しましたが、なぜかインストールできませんでした。またTVTestにTVTest-0.7.23fixのパッチを実行しましたが、改善しません。
    どこに問題があるのでしょうか?

  2. おてちゃん より:

    前略
    PT-2で録画をしています。
    最近、PCのM/Bが壊れてM/Bを更新、TVTestをインストールしましたが画面が真っ黒でした。
    貴ブログのDScaler MPEG Filter0.08のインストールとTVTest_0.7.23fix.exeのパッチを実行しました。
    しかし以下のコメントが出て、画面は真っ黒のままです。

    Direct Showの初期化ができません。
    音声フィルタをフィルタグラフに追加できません。
    音声フィルタが利用できないか、音声デバイスに対応していない可能性があります。

    ご指導のほどお願いします。

    • web管理者 より:

      おてちゃんさん、コメントありがとうございます。

      MBを変更したという事で、恐らく久しぶりのTVTest環境の構築だと思われるので、どこかに抜けがある可能性があります。

      当記事冒頭付近の「PT2ドライバとスマートカードリーダーのインストール」の項目をご覧くださいませ。
      PT2の動作には「ドライバ」だけでなく「SDK」のインストールも必要なのですが、いかがでしょうか。
      また「Fun」の値が ‘0’ になっているかをご確認くださいませ。

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